2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

いち「清掃員」が語る6つの瞬く星たち  ― アユニ・D編 ―  &まとめ

「アユニ・D」の加入当初からの変遷を見ていると、感慨深さと共に、若い「清掃員」などにとっては勇気や刺激が与えられるだろう。 彼女の表現者としての急進的なさまは目を見張るものがあるからだ。 それはもちろん、彼女自身の才能によるところもあるのだろうが…

いち「清掃員」が語る6つの瞬く星たち  ― リンリン編 ―

誰しも可能ならば、雄弁に自身の思いを他者に伝えたいと思うものだろうから、「無口担当」なんていうのは実のところ「リンリン」自身は不本意なのかもしれないけれど、個人的には、全く皮肉ではなく羨ましい「担当」だ。 文字通り喋らなくていいし、「担当」といって…

いち「清掃員」が語る6つの瞬く星たち  ― ハシヤスメ・アツコ編 ―

BiSHの中では、見た目としては最も飾り気の無いメンバーと言えるだろうが、そうであるが故に逆に異質にも思えるのが「ハシヤスメ・アツコ」だ。 もちろん人それぞれに承認欲求であるとか、お金が欲しいとか、少し口に出すのは憚られるような、「ゲスい」というと…

いち「清掃員」が語る6つの瞬く星たち  ― アイナ・ジ・エンド編 ―

BiSHの楽曲を聴いたとき、まず「アイナ・ジ・エンド」のエモーショナルに歪む、尖鋭的な歌唱に耳目が惹かれるのは分かりやすいところだ。 異性ながら憧れの歌声だ。あんな声で歌いたい。 あんな風にマイクの柄の真ん中より少し下の方を持ってこなれた感じでカ…

いち「清掃員」が語る6つの瞬く星たち  ― モモコグミカンパニー編 ―

BiSHのメンバーの中では、最も「TVタレント」ぽくないというか、例えばバラエティ番組などに出演していても、そこでの「原理」に流されないというか、言ってみれば「文化人」のような風体を「モモコグミカンパニー」には感じる。 このことが「文化人」的というわけでは…

いち「清掃員」が語る6つの瞬く星たち  ― セントチヒロ・チッチ編 ―

BiSHのメンバーは、例えるなら「仮面ライダー大集合」みたいな感じだろうか。そんな風に私には見える。仮面ライダーに詳しいわけではないが、知り得る限りで具体的に例えるとこんな感じだろうか。 セントチヒロ・チッチ → 仮面ライダーV3 モモコグミカンパニー …

いち「清掃員」が語る渡辺淳之介という人物

やはり48や坂道グループにおける秋元康の如く、BiSHにとっても同様の人物が存在する。 所属事務所『WACK』の社長、渡辺淳之介だ。 いろいろ総合した結果、個人的には好きではない人物である。 メディアにもたびたび出演してきている彼だが、まず『WACK合同オ…

懐かしくも新しい、BiSHという表現

BiSHが好きになり、YouTubeの関連動画を掘り出した。個人的事情だが何しろ時間はある。 MVや過去の出演番組などなど、多くのBiSH関係者、支持者や「清掃員」のおかげで大量の関連情報に容易にアクセスできる。良くも悪くも便利な時代だ。 再びテレビ朝日系『ア…

これがBiSH…ダサ…くないっ!

「楽器を持たないパンクバンド」。このキャッチコピーを初めて聞いたとき、率直に「ダサい」と思った。 「BiSH」。名前を耳にしたことはあった。 メンバーではアイナ・ジ・エンドという名前だけは認識していた。様々なアーティストとコラボレーションしていること…

空しい「バラエティ番組」

テレビ、特にバラエティ番組がつまらない。もちろん全ての番組を観ているわけではない。 そもそも近年は一部を除きテレビ番組自体ほとんど観なくなった。 その理由を考え思い当たったのはまず、「定式化」してしまい、つまらないということだ。もっと言えば、…

カラスに始まる、とあるラジオ局アナウンサーへの不快感

街にいるとカラスをよく見かける。年中見かけるんだったっけ?よく覚えていないが、そんなことは別にどうでもいい。 私はカラスを見かけると、いつもあることを思い出す。 『親父・熱愛(パッション)』という文化放送のラジオ番組がある。この番組は、伊東四朗…

生きるとはアンビバレント(PART13)  ~生きてりゃ大体は「ダサい」~

それは、NHK朝ドラ『あまちゃん』でのとあるシーンである。 共にアイドルになることを夢見ていた、のん(当時 能年玲奈)演じる主人公の天野アキと、橋本愛演じるその親友である足立ユイ。 しかし、とある事情でユイが挫折し、その夢を諦め投げやりになり、ユ…

生きるとはアンビバレント(PART12)  ~「生身」を無視する期待の悪弊~

たとえ欅坂46が他の48や坂道と一線を画していて、それが現在の私の琴線に触れるものであっても、やはり秋元康に対する不信感は拭えない。これは矛盾しない。 何かへの信仰心がその何かの創設者や支配するものまで全てを信仰するとなると、それは一神教の神に…

生きるとはアンビバレント(PART11)  ~欅坂46とスマイルハラスメント~

欅坂46についてもう少し書くと、彼女らの楽曲のMVでは、メンバー1人が顔面アップのフィックスシーン、いわゆる「リップシンク」と呼ばれるものだが、そこで日本の「アイドル」でありがちな、「私かわいいでしょ?ウフ♡」的な演出が、ごく一部の楽曲を除き基本的に…

生きるとはアンビバレント(PART10)  ~続・欅坂46MVプレイバック、かく語りき~

続いて、『二人セゾン』は一見、かなり既存の48や坂道のイメージに近いだろう。 MVも「スクールガール信仰」感が強く、その点は個人的には気持ち悪いのだが、03:27あたりからの平手のソロダンスの振付けと共に、このMVでの特に私の印象的な点は、03:53あたりか…

生きるとはアンビバレント(PART9)  ~欅坂46MVプレイバック、かく語りき~

まず、『アンビバレント』のMVはやっぱり見どころ満載だ。一部抜粋。 01:38~01:41のあたり、「及び腰ぃー」から「話を聞けば巻き込まれる」で、平手以外のメンバー全員がしゃがんで手を斜め上に伸ばしたまま静止、平手ソロダンス。シビれる。 04:26~、「この夏」…